Q. 学生のレベルは?
A. キリロム工科大学に入学するカンボジア人学生は、高等学校での成績が上位1%の精鋭たちで、カンボジア人学生向けの一般入試は倍率20倍です。キリロム工科大学で教育を受けた4年生・3年生・2年生がハッカソンに出場し、現在9回中8回受賞を果たし、中には投資家が出資するケースも出ています。さらに、キリロム工科大学では学生を5段階で評価をしており、トップレベルの学生のみを日本の企業に紹介しています。学生のレベルに関してはご心配ございません。
Q. 学生の日本語は?
A. キリロム工科大学では英語でITを学ぶことに特化しており、カンボジア人の学生は基本的には日本語ができません。ですので企業側で英語でコミュニケーションの取れる方にいていただくことをお勧めします。いない場合には、私たちがそのマネージャー人材と合わせてご提案することも可能ですのでご相談ください。また、日本で就職した卒業生は1年ほどで日常生活に支障のないレベルで日本語を使うことができるようになっています。
Q. 学校の今後の拡大方針は?
A. 今後5年間で在学生1000人規模を目指します。2018年度は日本人学生の入学が開始し、今後インド人ほかアジア諸国からの学生受け入れを予定しております。キャンパスのダイバーシティを維持するため、学生の国籍比率を、日本3割・カンボジア3割・インド他アジア3割で学生数を増やしていきます。また、IT学科以外にも2019年度からホスピタリティマネジメント学科を開始し、2020年度は建築学科の学生の募集も実施予定です。
Q. 先生は誰?
A. ITに関しては、インドのITプロフェッショナルが指導しており、英語に関してはフィリピンの英語ネイティブ教師が指導しています。
Q. インド工科大学とは何がちがうのか?
A. インド工科大学は学術的な研究機関としての役割が強く、教育カリキュラムはより理論的な基礎教育を重視している傾向にあります。それに対して、キリロム工科大学は時代のニーズに合致した技術の実践学習に注力しています。また、日本企業がインド工科大学のトップレベルの学生を採用することは難しく、採用に伴うコストも高いと言われております。
Q. 給料はいくら出せばいいのか?
A. こちらから給与額を指定することはありません。働く国に応じてご決定いただき、学生と合意いただければと思いますが、学生が日本で就職する場合、300万円以上を想定しています。400万円以上をご提示いただけるようでしたら、企業には負担のない形で、スポンサーフィーを学生自身が自分で返済するプランも検討可能です。ご相談ください。
Q. 採用できなかったら?
A. 採用したい学生を採用できなかったり、目当ての学生を見つけることができなかった場合、採用枠を翌年に持ち越すことができます。
Q. 辞めたらどうするのか?
A. 採用後4年以内に万が一辞めた場合は両社合意の上で、代わりの人材を派遣いたします。 卒業後1年以内であれば、翌年度の学生に切り換えることも可能です。